【2019年最新版】TOEICスコアを1ヶ月で300点以上上げるおすすめ参考書と勉強法



  • 1ヶ月後にある次のTOEICまでに何をしたらいいかわからない
  • 効率よくスコアを上げられる教材を知りたい

という方に、最も時間効率よくスコアを上げる教材とその使い方をご紹介します。

わたしは、留学や海外在住経験ない状態で、2か月で580から950に上げましたが、その2ヶ月の間、教材選びでかなり迷走して、数週間分の時間と教材代約4万円を無駄にしました。

その経験から、あなたには教材選びに余計な時間やお金をかけてほしくないという思いでこの記事を書くことにしました。

次のテストで一気にスコアを上げてください。

TOEIC対策参考書:用意するのは5冊

TOEICでスコアを劇的に上げるために必要なポイントは4つです。

  • TOEICで出る単語を理解している
  • TOEICで出る文章が理解できる程度の文法力がある
  • TOEICで出る問題をたくさん解いて問題慣れしている
  • 解けない問題を捨てることができる

これらの力を1ヶ月でつければ、スコア300アップは難しくありません。

それに必要な参考書は以下の5冊です。これを1ヶ月でやり込んでスコアを上げます。

公式問題集3冊


試験の作成者であるETSが出している問題集であり、最も本番の問題に近いものです。

公式問題集を3冊も買うのは多すぎるんじゃないか、と思われるかもしれませんが、公式問題集と他の問題集を組み合わせるよりも、公式問題集をやり込むことによって以下の効果をねらった方が効率的です。

  • 本番の問題と同じレベルの問題を解くことで、問題を解く際の時間の使い方を身につける。
  • 本番とほぼ同じ問題の解き方や出てきた単語を覚えてスコアを上げる。

公式以外にも問題集はたくさんありますし、売れているものもあるのですが、公式問題集以外はおすすめしません。

それは、他の問題集は問題が難しすぎたり、簡単すぎたり、問うポイントが微妙にTOEIC本番とずれていたりするからです。

このちょっとしたズレが、問題を解くときの時間の使い方や、答えの導き方の感覚などに影響してしまいます。

私は公式問題集以外に5冊以上の模試を用意しましたが、結局公式問題集をやり込んだ方が効率が圧倒的に良いことに気づき、途中で公式問題集に取り組むのを完全にやめました。妥当な判断だったと思います。

模試は公式問題集に絞って、そこで出てきた問題のパターンや単語を完璧に覚えていくようにするのが最良の対策です。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC対策の一番初めの時期にTOEIC特化の単語帳を使うことで、TOEICで出る単語をほぼ覚えてしまう、という戦略をとります。

そのために時間効率が最強のTOEIC単語帳『金のフレーズ』を使います。これは以下の点で優れています。

  • TOEICに出る単語を、TOEICに出るフレーズの中で覚えることができる。
  • どの単語がどのPartでどのように出題されやすいか、といった出題傾向の情報が豊富。(著者は毎回受験かつ毎回メモを取ってこの単語帳に反映している)
  • 重要な単語が複数の箇所で登場する設計になっているので、自然に単語を覚えやすい。
  • 本を買った場合、スマホアプリで音声付録も使える。かつ、使い勝手も良い。(移動時など隙間時間の活用が可能)
注意
アプリでは単語帳機能をフルで使うこともできますが、そのためにはアプリ購入が必要となります。

TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問

Part5の対策ができる問題集です。波及的にPart6の正答率も上げることができます。

  • 全て覚えれば、Part5,6で9割以上正答できる。
  • 短時間で解答できる力をつけることができ、リーディングセクションの完答に近づくことができる。
  • 初めに各文法項目の解説がついており、TOEICで出るレベルの文法のおさらいをすることができる。

Part5,6の正答率を9割程度にあげるのには良質な問題を1000問程度解くことが理想とされていますが、この問題集は良質な1049問をそろえています。

かつ、試験直前に使える、短時間復習用の小冊子もあります。索引も使いやすいです。とにかく、使用者の使い勝手や時間効率をよく配慮して作られた問題集です。

TOEIC勉強の時間を確保する

各教材の学習に必要な時間は以下の通りです。

  • 金のフレーズ:見出し1000単語を1単語あたり30秒で進めると、付録込みで一周9時間程度。復習にも時間がかかる。
  • でる1000問:1049問を1問あたり2分で進めると、一周35時間程度。復習にも時間がかかる。
  • 公式問題集:3冊で模試6回分。問題を解くのに一回あたり2時間、解説で新出単語や解答の導き方を確認する作業に1回あたり4時間。合計6時間×6回分で36時間程度。復習にも時間がかかる。

人によって違いはありますが、復習時間込みで考えると150時間から200時間程度の時間が必要です。

以下のような時間の確保の仕方で時間を確保してください。

  • 可能な限り毎日学習する(やらない日があると学習が止まってしまったり、学んだことを忘れてしまったりするため)
  • 休日に使える時間は、ほぼTOEICの学習用に使うようにする
  • 移動時間も含めて時間を確保する

金のフレーズの学習は、移動時間でも本やアプリを使ってできます。でる1000問も移動時間などに組み込むことが可能かもしれません。

TOEIC各Partの出題内容と解くコツ

各パートの出題内容と解くコツは別記事で紹介していますので参考にしてください。

学習の進め方

公式L&R問題集5の1回目を解く(初日)

まずは、実力を測定するために公式問題集を時間を計って解きます。

すでにTOEICを受験したことがある方、公式模試を時間を計って解いたことがある方は、これは飛ばしてOKです。

金のフレーズ1周完了(初日-5日目まで)

単語帳を1周終わらせ、TOEICの単語・フレーズと出題傾向を大体頭に入れます。

単語帳の詳しい特徴や使い方は、『金のフレーズレビュー:公式ボキャブラリーブックと徹底比較!』で解説しています。

でる1000問1周完了(2日目-15日目まで)

Part5対策の問題集を1周終わらせて、TOEICで出る文法を頭に入れます。

これで、Part5以外の問題の問題文を読むのがかなりスムーズに出来るようになります。

これを解き進めるときに注意すべき点は、本番で問題を解くペースを意識して、時間を計りながら解いていく、という点です。本番でリーディングセクションを完答できるペースは、1問あたり20秒です。

必ず時間を計りながら解くようにして、このペースに近づけていきます。

詳しい問題集の特徴や使い方については、『最強のTOEIC文法参考書!TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問 レビュー』をご覧ください。

公式L&R問題集3,4のパーツ練習完了(2日目-20日目まで)

でる1000問と並行して、公式問題集3,4の2冊を使って、各Partを集中的に学習するパーツ練習を行います。

スポーツの練習などで、野球であれば守備を集中的に練習する、バレーボールであればサーブとレシーブを集中的に練習する、など、部分を取り出して集中的にトレーニングすることで、能力を高めようとするのをパーツ練習と言います。

公式問題集3,4を使ったパーツ練習の手順

まとめて解くことで、金のフレーズで出てきた、Partで出てくる単語を問題の中で発見しながら覚えたり、問題傾向を把握していきます。

STEP.1
Part1の問題の1回目を解く
STEP.2
解答を確認する
STEP.3
Part1の問題の2回目を解く
STEP.4
解答を確認する...以降すべてのPart1の問題が終わるまで続ける
STEP.5
Part1の問題がすべて終わったらPart2の問題の1回目に移る...以下すべてのPartを同様に繰り返し

パーツ練習の際に、最終的に目標にする時間配分の目安については以下の記事を参考にしてください。わからない問題の捨て方についても解説しています。

参考記事:『スコアアップに直結するTOEIC時間配分のコツ』

公式問題集4の1回目を解く(21日目)

ここまでに、ひととおり単語帳・文法問題集・公式問題集を使った学習を終えました。

ここで、この時点での実力を測定してその後の対応策を検討するために、公式問題集4の1回目を一つの模試として解きます。時間を計って解いてください。

すでにパーツ練習で解いたことのある問題ですが、問題の中身はあまり覚えていないので、模試のように自分の実力を測るために使うことができます。正答率が低いところや時間の使い方の問題を確認してください。

この模試でわかったことをもとに重点的に対策すべき点を考えて、残りの期間で、弱点を補うために問題集を解きなおすなどの対策をします。

弱点対策・金のフレーズ繰り返し・でる1000問繰り返し(22日目‐28日目)

弱点対策と単語帳・文法問題集のやり込みを行います。

どれにどの程度重点を置くかは、21日目に行った模試の結果を見て調整します。

公式L&R問題集5の2回目(29日目)

最終調整の模試となります。

初日・21日目に行った模試から改善が見られるはずです。答え合わせもしっかりと行ってください。

最終復習日(30日目・本番前日)

金のフレーズ・でる1000問付録小冊子・公式問題集で最終の復習を行います。

この日はあまり遅くまで学習せずゆっくり休むようにして、テスト本番に向けてコンディションを整えることを優先してください。

TOEIC本番(31日目)

TOEIC本番で力を発揮します。

さいごに

ここまで1ヶ月でTOEICスコアを300上げるための参考書と勉強法について解説してきましたが、具体的イメージが持てたでしょうか。

TOEICは正しいアプローチをすれば、素直にスコアが伸びていくテストです。

的確な準備をして、目標とするスコアをいち早く取得していただければと思います。

残り1ヶ月でリーディングの対策もしたい方は下の記事もご参考にしていただければと思います。
疑問点や、問題を解いていて分からない点などがありましたらお問い合わせからメッセージください。お答えします。

1ヶ月でリスニング400を取る【2019年最新版】TOEICリスニングスコアを1ヶ月で400点以上にするおすすめ参考書と勉強法【1ヶ月以内に可能】 TOEICリーディング1ヶ月で400を取る【2019年最新版】TOEICリーディングで400点以上を簡単に取るための対策と参考書【1ヶ月以内に可能】

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